企業情報COMPANY

Message古都 奈良でグローバルに成長し続ける企業であるために。

私の義父である2代目社長 故貝原小太郎は、「鋳造はいにしえから続く技術であり、とりわけ奈良では東大寺の大仏さんや寺社仏閣の梵鐘などが造られて鋳造ゆかりの地なのだよ」と、 穏やかな笑顔でよく語ってくれたものです。
「大仏の作り方を知ってるか?理恵ちゃん」と身振り手振りで熱心に説明する姿から仕事と会社に対する愛情と誇りを感じました。今となっては、そのような何気ない会話の記憶が私を優しく鼓舞してくれます。
私が過去に学んだことは 「人生は予測できない」 ということ、また、近年の人工知能の発達、自然災害、戦争、COVID-19感染拡大などにより 「人知を超えて世界は変容する」 ということです。 情報伝達メディアの増殖と多様化と共に、数多の情報や解釈が瞬時にグローバルで拡散される現代において、私たちは真実を見極める“知恵”、挑戦する “志” と決断する“精神力”、そして何より変化に対応する “柔軟性”が求められています。 カイバラがお客様に選ばれる会社、社会に貢献できる会社、働きがいのある会社であるために、私は社員達と共に学ぶことにより成長し、強い意志を持って立ち止まることなく歩んでいきます。
夢を描けないと言われる時代ですが、次の世代にあらゆる意味で豊かな未来を託すことは私の使命だと思っております。
何卒、変わらぬご支援とご愛顧のほど よろしくお願い申し上げます。

貝原 理恵子
代表取締役 貝原 理恵子
貝原 理恵子

Philosophyものづくり、環境、そして人を大切するカイバラの想い。

【 企業理念 Philosophy 】

1946年の創業以来、カイバラの社長室の壁に「正道」「破旧立新」という言葉を掲げ、その理念を胸に刻んでまいりました。
これらは私たちが日々追求し続ける使命と価値観を表現する言葉です。

カイバラの「正道」とは、お客様のニーズに柔軟に対応し、品質と信頼に裏付けられた製品を提供し、そのプロセスの中で人々と地球に対する誠実な取り組みを忘れないということ。
そして、社員一人ひとりが誇りを持って生きていける様に社員の暮らしと成長を支えるということ。
「破旧立新」とは、旧きものから学び、旧きものに囚われず、常に新しい価値を生み出していくということ。

“お客様との関係は単なる取引以上のもの”
“社員との関係は契約以上のもの”
これらは未来を共に創造するカイバラのパートナーシップです。

カイバラは、これからも持続可能な価値を築き、信頼と共感を深め、新たな未来を切り開いてまいります。